2013年8月
越中 八尾の風に吹かれて
こんにちは 店長の押川です
富山市八尾町の おわら風の盆 前夜祭 に行って参りました
数年前、高橋治さんの 風の盆恋唄 を読んで以来、ずっと憧れていた越中八尾のおわら風の盆へ…
橋を渡ると、数千本もの灯火に映しだされた、幻想的な町並みが出迎えてくれました。
さぁ、いよいよ 風の盆 前夜祭 の幕開けです。
今宵の輪踊りは人気の高い鏡町とあって、会場は待ち焦がれた観衆の熱気で、溢れかえっています。
目深に編み笠を被った流麗な女踊り。力強く大地を踏みしめる男踊り。
そして宵闇の町に響き渡る、三味線、胡弓と共に哀愁を奏でる唄声。
その三位一体となって織りなされる幽玄の世界に魅了され、時にどよめき、時に拍手を送る観衆たち。
風の盆 輪踊り 風の盆 男女混合 日本人に生まれてよかったと、しみじみ感じ入った晩夏の一夜でした。
次回訪れるときは、深夜の諏訪町の坂上から この世のものとは思えない という町流しの風景を、是非観たいものです。